介護記《食事》part2
おはようございます。
今日から7月、夏ですね。
年中、“もう○月”、“早いなあ”と言ってる気がします。笑
それでは、《食事》の続きです。
よろしくお願いいたします。
ラムちゃん、大あくび。
part2
食事は、ほとんどサヨさん一人で食べられるのですが、時々食べていることを忘れてしまい、子供のように手いじりをしたりして進まなくなるので、そういう時は、母か私が介助をしていました。
食事の介助は母がとても上手で、口の中までスプーンを入れると、くいっとスプーンを少し上にあげて、手早く食べ物をこそぎ取らせていました。
このタイミングはとても大事で、おっかなびっくりノロノロされると、かえって疲れるものなのです。
私も手も動かせずにいた頃は、食事を食べさせてもらっていましたが、慣れていない夫などは、口に持ってくるまでも怖々で、口の中に入れるのもゆっくりなので、そのスピードに合わせるのが本当に疲れてしまい、食べる体力がなくなってしまいました。
逆に時間がなさそうにされると、それが伝わってきて、“早く食べてあげなくては”と、変に気を使って頑張ってしまい、結局疲れてぐったりするということもありました。
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体力がないと、食事というのは、健康な方には想像つかないくらい疲れるものなのです。
そうですね私の最もひどい状態の時は、かんぴょう巻き一つを食べるのに、咀嚼して飲み込むまでに20分かかったことがあるくらいなのです。信じられますか?
ヨーグルトなどの噛まなくて済むものも、飲み込むまでにすごく時間がかかり、一口ごとにエネルギーを使うので、休み休みでないと食べることができませんでした。
その点サヨさんは胃腸が丈夫で、体力も割とありましたので、タイミングさえ計ってあげれば、ちゃんとした量を食べることができました。
メニューは野菜を中心に、煮魚や豆腐などの柔らかいものでした。
おままごとのように1品ずつ小さな小皿に盛って、一皿ずつ手渡したり、盆にお手拭きと一緒に乗せて自分で食べてもらったりしていました。
お水やお茶は、いつもストロー付きのコップに入れて(乳幼児用のものも便利です。私も使っていました。)ベッドの上の渡しテーブルに置いておきました。
part3へつづく
お読みいただきありがとうございました。
みなさまのお役に立てますように。(*^^*)
“あ~あ、そとにでたいなあ…”
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