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すまいるらいふ ♪I love your smile♪

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“すまいる”です。絵、詩、アクセサリー、日々の出来事、猫たち、健康法、祖母と私の介護記も。リンクはご自由にどうぞ。(*^^*)

介護記《体制》葬儀、法事はどうします?②

*サヨさんとは、認知症で寝たきりになった祖母のことです。
サヨさんについての簡単な説明は、こちらをご覧下さい。
…。…。…。…。…。

介護記《体制》葬儀、法事はどうします?②_a0326636_22513335.jpg

ラム♀です。洗濯物枕で熟睡中。あ~あ、崩れちゃった。


〈つづき〉

さて、話し合うことはシンプルですので、単刀直入に話を切り出しました。

まずは、サヨさんのお葬式。
これは、本人に確認すれば済みます。

私「サヨさん、お葬式どういう風にやりたい?」

サ「はあ?」

私「お葬式。」

サ「???」

ここで質問を変更。

私「お葬式にお坊さん来てもらいたい?」

サ「そりゃあ、きてもらいたいわな。」

ハイ、決まりです。
お葬式は仏式で。


祖父同様、サヨさんも仏教信者というより、神様仏様皆様を拝み感謝する、神仏統合の日本の流れに謙虚なご老人でありました。

特に仏教を信仰しているわけではありませんが、お葬式はお坊さん、という頭が出来上がっておりました。

お葬式を仏式ですることに決まったので、次は法事をどうするか、です。
これはそれぞれ意見を伺いました。

長男叔父は、やはり、形式にこだわらないで、みんなが楽しく集まる食事会とかでいいんじゃないかという意見でした。

三男叔父は、末っ子なので、「兄さんと同じです。」と長男叔父の立場をフォロー。
兄思いです。

長女叔母は「けじめとして7回忌はちゃんとやりたい。」と。これも納得できます。
この長女叔母は、一番仏教への信心がありまして、写経をしたりしていました。

次女の母は、やはり長女叔母と同じような意見でしたが、楽しい食事会でもいいよね、という感じでした。

ということで、サヨさんの時は、七回忌まではきちんとやって、あとは各自でやるか、食事会とか、旅行とかで楽しむ方向で、となりました。
これを、本人のいる所で決めたのですから、やはりオープンで明るい親族なのでしょう。

私は話のきっかけを作っただけで、あとはみんなで丸く治めていただきました。

………………………

ちなみにサヨさんの七回忌は去年?か一昨年でしたが、実家にお坊さんを呼んでお経をあげていただき、食事は近くの“木曽路” (問題発覚する前でした)で行いました。
すべて叔父夫婦がとりしきり、なんの揉め事もおきませんでした。

サヨさんの葬儀の明るさについては、介護記《最期》で書いた通りです。

………………………

介護記《体制》葬儀、法事はどうします?②_a0326636_22513555.jpg

ソファーの真ん中占領された…。誰も座れない。

基本的に仲のいい6人兄弟ですが、何故、祖父の時にもめたかと考えてみますと、まず祖父は長男ではなかったので、祖父自身が実家での初めての仏様となり、兄弟たちに経験がなかったこと。

それから、“世間一般的な常識”というものの捉え方が兄弟間で違ったこと。

親の葬儀について話し合ったことがなかったこと(この世代は多いと思います)が原因だと思います。

今は昔ほど、死についてタブーではなくなり、生前葬まで行われる時代になってきました。ですから、早いうちに、親の葬儀、法事、お盆、お墓のことを、本人も交えて話し合っておくほうが賢明と思います。


…………………………

お盆についても、祖父の時は、やるやらないで揉めました。

叔母たちに怒られ、取って付けたように、ボンボリを用意してクルクル回し、お花活けて、ご馳走用意して、兄弟に声かけて…、
と、哀れ…というか笑っちゃいけないけど、可笑しいものがありました。

せめて新盆だけはやるもんだ、と思って怒った叔母たちも呆れて、次の年は期待しないで行かなかったのですが、叔父夫婦は怒られたからちゃんと用意して、待ちぼうけくらうという、完璧すれ違い状態となって
いました。

なので、サヨさんの時は、実家に行きたい人が連絡してお線香あげに行けばいいんじゃないの?とだいぶ砕けました。

…………………………

お墓参りも、各自で自由に行くことになり、叔父たちは家族と都合を合わせて自由に行き、三姉妹は、お彼岸を少しずらして、桜の季節に花見も兼ねてお墓参りするようになりました。秋も同様です。

ですから、親族まとまっては行きませんけど、年に2、3回は各自でお墓参りに行っています。

今の所、このスタイルで不満もなくやっております。たぶん…。(心中まではわからないので)

………………………


●葬儀、法事、お盆、お墓参りについて兄弟間で話し合った結果…

*葬儀は仏式で行う。

*法事は七回忌まできちんとやり、あとは食事会等、気楽なスタイルにする。

*お盆の実家帰りは、各自連絡をし、出来たらまとまって行くようにする。

*お墓参りも各自で行く。

となり、サヨさんの時は、スムーズに運びました。

いかがでしたでしょうか?
この体制作りは、祖父母が天寿を完うできたからこそのものですが、何か参考になる所があればいいのですが…。

とはいえ、母たちのように、みんな仲が良く、一応目上を立て、話し合って自分たち親族のスタイルを決めるというのも、珍しいのかもしれませんね。

今、親族間では、温泉旅行にみんなで行こう!となっているそうです。

父方の方は福島の田舎なので、昔ながらのやり方を継いでおり、年中、遠い親戚の法事やらがあって大変そうです。
一家族だけ変えるというのも近所付き合い上、難しい感じです。

……………………

私個人の感想としては、“仏式でやると後々大変だ”です。

自分の時は、お別れ会形式にして、みんなにお洒落して来てもらい、お花もピンクとか黄色で明るく軽やかにして、お食事もビュッフェとかで楽しくするのはどうかしら?なんて考えております。(*^^*)


長い文章にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
m(__)m

明日から、お仕事、お勉学、体冷やさないようにして頑張ってください♪
皆さまにたくさん良いことありますように♪




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by smilelife8 | 2016-06-26 09:00 | 介護 | Trackback

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