長いことあけてしまい、ごめんなさい。
では、排泄の続きです。part1は、[
こちら]です。
よろしくお願いいたします。
《排泄》part2
何故そういうことが分かるかというと、私も排泄を母と夫の世話になっていたからです。
病で倒れて寝たきりになってから、どんどん体力が落ちてガイコツのようになった私は寝返りも打てませんでした。
そんな時、手際よく私の体をごろんと動かし、短時間でオムツを取り替えてくれる母は、本当に頼もしかったです。
倒れた頃、私は新婚3ヶ月目でした。
お風呂にも入れず、髪も洗えず、どんどん垢がたまり、夫の前で汚い自分を見せるのが嫌でたまりませんでした。
おならも我慢していましたが、付きっきりの介護の時などはそういうわけにもいかず、どうしようもない惨めさを感じていました。
介護する方は、仕方ないよとか、気にしないよと慰めてくれるのですが、そう簡単には気持ちは浮上しませんでした。
それでも落ち込む私を、『垢が出るのは細胞が元気な証拠。』などと言って、笑顔でフォローしてくれた夫のおかげで、今は仕方ないんだと、吹っ切ることができました。感謝しています。
排泄も、倒れた当初は、絶対トイレですると無理をして歩いて行きましたが、倒れて呼吸困難になったり、戻るまでに何時間もかかったりと、家族に余計な心配と迷惑をかけるので、もうオムツでいいや!とあきらめました。
でも、いざオムツにするという時になって、体が反応しませんでした。いくら力んでもオシッコが出ないのです。
体(脳?)はちゃんとトイレで排泄することを覚えていて、ここじゃないとでもいうように。
オムツとは本当にイヤなものです。
1度つけてしまったら、2度と取れなくなるんじゃないか、という不安にかられました。(まだ30代でしたから)自立のできないダメ人間のように思えました。
でも、おならを吹っ切ってきた私は、案外早くオムツへの葛藤を吹っ切ることが出来ました。そして、どう手際よく短時間で済ませられるかを考え、出来る範囲で準備をすることに頭を切り替えました。
時には、母に遠慮をして、しばらく濡れたままの状態でいたために、雑菌が入り、軽い膀胱炎になってしまったこともありました。
膀胱炎って、尿を出すとき本当に痛いんですよ。悲鳴をあげるくらいです。
だから、変な遠慮をしないで替えてもらってください。そして替えてあげてください。
排便は、更に大変でした。
ろくに食べられず、運動も出来ない私の腸は、動きが鈍く、便がコチコチに固まって出てきませんでしたので、母と二人でお腹をグリグリ押し、泣きながら出しました。
ありがとうございました!
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